僕が大学2年生の時に出会った4年生

たくさんの人の前でプレゼンをしなくちゃ行けない日だったんだ。
そんなことしたことなかったからとっても緊張していたし、僕の周りの人はみんな僕より高学歴で賢かった。そんな人の前でプレゼンをしたことなかったし、それ以前に目的を持って行動することの大切さなんて考えたこともなかったので、何がなんだかという感じだった。

案の定プレゼンは僕の意味不明な内容のおかげで聴衆からの質問攻めにあった。

その中でもアドバイスをくれるはずであった、とても賢い大学の4年生の先輩がいはった。
その人に「このプレゼンでの目的って何?」
みたいな感じで先制パンチを食らったことを思い出した。

彼の言いたいことは今でもよくわかる。さらに高尚な話は続く。

「僕は今就職活動をしていて具体的にはこの会社に入って洗剤を作って世界の人の気分を良くしたい」

なんて事をいってたな。今思うとばからしい。
現にこの自慢のせいで僕の気分が良くなってないのに。お前みたいな奴が目的と手段を語ってんじゃねえ。

って今になって思うけど、その時はただ怖かっただけだな。

ああ言い返せたらよかった