親と会話することについて

親と会話をすることは大切である。

長男の私はよくしゃべる母親と冗談をよく言う父親の間に生まれた。
妹は母親に似てよくしゃべるし、思っていることすべて親にいっている。

自分はそんな家族に囲まれて育ってきたせいか、あまり家族としゃべらない。
静かにしていても特に問題なく、日常が過ごせるし、自分も会話の中に進んで入っていっても、入らなくても家族円満に過ごせるからだ。

それに、そんなにしゃべらなくても自分で進んでことを進めるし、相談なんかしなくても一人で何でもこなせると思っている。

だから相談することは時間のむだだと思っているし、必要ないと思う。

そんなことをして、就職活動を始めて、特に問題なく内定が決まり、一人で悩み、一人で内定を辞退した。

この間に親に相談したことは何もなかった。

そのまま、月日は流れて内定を蹴ったことを卒業などが迫ってきた頃に打ち明ける。

それでは怒られる。当然だ。

さすがに今猛反省している。

「なんで親に相談してくれなかったんだ」

確かにそうだ。

「お前は大学進学についてもそうだった、何も相談せずに受験先を決めてしまった」

確かにそうだ。

自分も自分が悪いと分かっていながら、反論した。

「確かに相談しなかったけれども、友達とか先輩とかには祖談した。それに何が正しくて、何が正しくないかなんて誰に相談したってわからない」

今書いてみても、偉そうだ。
一番身近に生活している親には何も相談せずに、友達や先輩など自分の表面を理解してくれ、応援してくれるような人ばかりに相談していた。

それで多面的な意見を得てきたような振りをしている。

本当に恥ずかしいことだ。反省しています。


なぜ一番身近な親に相談できないのか。
それは、自分を一番よく知っている人間だからということなのか。

あまり家の中で話すような環境にないというのはあると思う。
家族はテレビに集中しているし。

心配されるというのもあるかもしれない。これは巣談することが遅くなればなるほど心配されるというのはわかっているが、当座の心配をかけまいという、心理が動いているのかもしれない。

反対されるというのがわかっているのかもしれない。
いろんな理由から反対されるというのは目に見えている相談事項だからかもしれない。

どんなに話しにくい環境でも先延ばしにするというのはよくない。
わかっているけど相談しにくい。

あーぐずっているな。という日記でした。