知らないことが多すぎる

視野を広げるってなんなのっていうことを考えてみると、僕はインドに来る前よりも視野は広がった。

でもそれはタージマハルをみたからでも、レッドフォートをみたからでも、瞑想を体験したからでもない。

普段の学校の生活とか、会社の経験とかってものから学んだことの方が多い。
何気ない経験かもしれないけど、外国人の人と話をすること、知らないことを知ること、話しかけることの方が何倍も学びがある。

これは僕自身だけに言えるかもしれないけど。

最近はネットに依存していて、家にいる時はネットをみていることが多い。日本にいる時は遠くのことかもしれないけど、国際ニュースが身近に感じられる。

シリアの虐殺の事件とか、全然知らなかったけど、インドでこんなことを知れてよかった。
実際殺されるところの写真とか動画とかみているとほんとに気分が悪い。でも目を背けては行けない気がして最後まで見る。
なんと言うか、知らないと行けないことだからだ。

レイプの残酷さとか、麻薬の怖さとか、ネットにはたくさんの情報があふれている。そのすべてが真実とは限らない。でも知らないと行けない。

知ってから、つたない文章でも何でもいいから伝えないと。

日本は安心で安全で忘れているけど、こんな当たり前のことを享受できているって言うことをもっと自覚しないと行けない。

世の中に知らないことがあっていいはずがない。