涙カウンター

インターンシップが終わった。
個人的にはストレスで、何がストレスだったかというと最終日にプレゼンがあることだった。

インターンはそれに向かって動いていたし、プレゼンはインド人40人、社長、取締役、みんなの前で英語でしなくちゃ行けなかった。

最終的には、自分のベストを出せた。個人的には最高のできだった。英語もきちんと出てきたし、内容にも自信があった。

社長にも細かい指摘はあったもののほめてもらったし、インド人社員にも良かったと言ってもらえて、うれしかった。終わった直後に感動と興奮で分けもなくうろうろしていたのを覚えている。

プレゼンするまでと終わった後の気持ちがほんとに違ったのでここに記述しておきたい。プレゼンが終わるまでは、本当に日本に帰りたかった。これは多分自分の甘えの部分で、嫌なことから逃げようとしていたから、日本に帰ったら牛丼食べたいとか温泉に行きたいとかずっと考えながらインターンをしていた。終わった瞬間にインド人に良かったと声をかけてもらったからか知らないけど、インドに来てよかったと思ったし終業後に街に出て感じたのがあと4日しかいないんだという寂しさだった。これは気持ち的に余裕ができたのもそうだし、本当は日本にまだ帰りたくないんだって言う本心だったと思う。

リキシャーで友達の家に向かいながら、飛行機を見て涙が出てきた。(涙カウンター発動、1)寂寥感か、幸福感かそんなのはどうでも良かった。ずっと感情を抑えていて、淡々と日々を過ごすことに必死で、感情を吐き出したかった。

友達の家でお別れ会を共同で開いて、仲のいい日本人中心に10人くらいが来た。最初は楽しく飲んでたけど、また寂しくなって泣いたと思う(涙カウンター、2)。その勢いで、ルームメイト二人に手紙を書いていたのでそれを渡して3人で号泣(涙カウンター、3)。留学中ずっと好きだった女の子に2回目の告白をして、やんわり断られ号泣(涙カウンター、4)。それをお姉さん的に尊敬している方に優しく介抱され号泣(涙カウンター、5)。落ち着いたかと思うとああ、あんなことあったな、ずっと気を張っていたなと思い出して号泣(涙カウンター、6)。多分あと2、3回は泣いていたと思う。

ええ、泣き虫ですが何か。感情をコントロールするために意図的に泣くことあるわー。

でも、すっきりしたー

一番引きずっているのは告白の件だけど、いいじゃんか。別々の人生歩んでけば。


これで心置きなく日本に帰れます。うおー温泉はいりたい!