朝ご飯公開

朝8時に起きて朝ご飯を作る生活をするなんて自分も大人の階段を上っているなあなんてうぬぼれてる。
朝から目玉焼きを作ってみて、こればっかりは日本と味が変わりようがないよなとか思って、安心して食べた。あと、シリアルも。それにコーヒーとラスクを添えて立派な朝ご飯である。

そして、少し早く学校に行ってインドの女の子に写真を見せてあげて、自分がアグラに行った事とかいろいろと語る。これもいい英語の勉強。そして、弟が大きな蟹を持っている写真を見て、
「これは本物!?こんな大きな蟹見たことない!!!アンビリーバボー」
とか言わしめた。おもしろ

そして英語の授業。以前よりは英語をしゃべれるようになっている。しかし、何か足りない気がする。きちんとしゃべれていないし、それをしっかり矯正しようとせずに思いつきでしゃべってしまっている。通じるからいいけど、きちんとした英語になってないのは惜しいことだ。明日先生に間違ってたらきちんと直してって頼もう。

昼ご飯。最初の日から一緒にいるコロンビア人の男の子、もう今では僕と彼しか初期メンバーは残っていない。奴はロシア人の女の子とつきあっているらしい。さすがラテン系というべきか、行動が速いな。まあ一緒にアグラに行ったメンバーで今日も楽しくバラナシに行く計画を立てながらパスタを食べた。

午後の授業。発音が難しい。リエゾンって言って単語と単語を発音を一緒にして言うって言うのが思ったよりも難しい。これをひたすら先生に僕だけ吊るし上げられながらみんなの前で発音させられた。僕だけができてなかったみたい。でもみんな僕が言っていることわかってるのになあ。
家に帰っても練習した。

バラナシに向けて計画を立てる。しかしちょうどいい電車がない。また明日にしよう。

そして今日は新しい家を探して、インドの不動産屋に行ってきました。インドは0階って言うのがあって、モンスーンの時期には蚊が入ってきたり、水が入ってきたり、泥棒さんが入ってきたりするようなフロア。まあ日本の1階の意味です。

で不動産にも物件がいろいろあるなあと感じました。そしていい物件あった。今言った0階なんだけど家具とかついて一緒に住む日本人の友達もいいねとか言ってて住むの想像するだけで楽しかった。

そして帰ってから、最も気が合う日本人と思うことを議論。彼はとても繊細で素直で正直な奴だ。
震災のボランティアに宮城に行って、現地の人の目を見て、自分が何か経験したいとか考えてきたことを後悔するような繊細さ。しかし自分の中にしっかりと問題意識を持ってそれと正面から向き合おうともがいている。仮説を立ててそれをしっかりと僕にぶつけることができる奴。

そんな奴だった。日本とインドの文化の違いにほんとに悩んでいる。それを聞いてあげた。そして自分が考えてること、就職活動の話、いろいろしてあげた。何か顔が晴れたように見えたので良かった。自分が考えるようなことはみんな考えている、でもそれは悲観するようなことじゃなくて、その意見をぶつけ合う中でその隙間から新しい考えが生まれる。
共感するところはする。共感しないところは詳しく聞く。自分の意見を言う。簡単なこと。

【反省】
・僕はそんなことをうじうじと考えるような人間なのです。友達のせいで。