別れは突然静かに

朝は時間がなかったのでコーンフレークだけで行けるだろうと高をくくってたら昼間で持たずにお腹すきまくった。

今日はインド人の女の子に自分のパソコンの中の写真を見せてあげるためにパソコンを持って行った。そして見せたら、自分がたくさんの山を登っていたり、たくさんの飲み会をしていたり、たくさん楽しそうなことをしていたりで、最初は単に驚いていて楽しんでいたみたいだけど、後半からうらやましく思ったのか、表情が暗くなってた。見せすぎたのか。

そして授業へ。今日はオンラインショッピングのトピックのおさらい、メールの書き方のおさらいをした。授業にはサウジアラビアから来た女の子がいて、宗教上の理由から顔のほとんどをベールで覆っていて、目だけを出している状態だった。そんな子と一緒に授業を受けた。顔の表情から英語の内容を読み取ることができないので難しいと感じた時もあったけど、話してみたら全然保守的じゃないし、楽しく会話できた。ベールで声がこもってたから聞き取りづらかったけど。インドという土地が世界中からいろんな人を読んでいるということがわかってとても満足している。

イスラム教って日本人には理解する機会も少ないし、取っ付きにくい宗教だと思う。でも今日その子と話して最初は怖いと思ってたけどそんなのは先入観でしかないし、そんなのは関係ないとわかることができてためになった。

昼は一緒に食べる人が誰もいなかったから、寂しくしているとリシュケーシュっていうガンジス川の源流の街とジャイサルメールっていう砂漠の街に行って戻ってきたコロンビア人の女の子がいた。久しぶりに見たので思わずうれしくなって、ランチに誘った。そして旅行の話をいろいろ聞いた。そしてバラナシに行く話とかをして、少し前に彼女と話した時は彼女が何を話していたのかわからなかったのに今はわかるなあと感じることができて、とてもうれしかった。

午後の授業。今日のトピックはとてもよかった。「クラスの中で〇〇をしたことがある人」っていうテーマで警察に怒られたことがある人とか勇気を発揮したことがある人とかっていうテーマが回ってきてそれについて話して行くっていう授業だった。シンプルだけど会話の授業だからこれくらいシンプルでいいと思った。会話も盛り上がったし。たのしかった。

その後の授業。発音の授業。今日は歌を聞き取るって言う授業。歌の歌詞を見ながらなんて言っているか当てる。単純で楽しい。その後は自分の好きな歌手について話す。海外の歌手についてはアブリルラビーンくらいしか言えないかと思ってたけど、最近よく聞くSKRILLEXっていうアーティストの名前を言ったらみんな知ってて一気に盛り上がった。

今日は早めに家に帰って今までお世話になってた、日本人のお別れを言った。彼には最初に来た時にずっと引きこもってた僕に声をかけてくれたという恩があった。ほんとにお世話になったと感じたから彼の最後の晩餐につきあっておごった。その飯の最中にいろいろ思ってたことを全部言った。今までありがとうとか、これから日本でもがんばってねとか、日本でも会おうねとか。全部言った。帰ってから彼が出発するまで1時間あったのでベッドに倒れ込んだら、彼が出発していた。
完全なミス。荷物運んであげるとか言ったのに。しかし後悔はない。だっていいたいこと全部言ったから。

恩人との別れは静かに。

今日はそんな感じ

【反省】
・朝ご飯がコーンフレークだけでは昼間で持たない。
・あんまり自慢げに日本の写真を見せすぎない。